馬場 遼太

馬場遼太

マネジャー

馬場 遼太

外資系コンサルファームにて、調達業務改革およびシステム導入を経験後、電通コンサルティングに参画。
デジタルマーケティングのシステム開発PMOや、脱炭素社会化に向けた新規サービス開発の構想策定などに従事。

電通コンサルティングでの業務

クライアントには、数多のコンサルファームから電通コンサルティングを選択いただいている以上、枠にとらわれない切り口やアイデアといった部分に期待いただいていることが多く、それらの価値を提供する必要があると考えています。
私自身、そうした右脳的発想は鍛錬中ですが、業務で自由なアイデア出しの機会があると新鮮で楽しく、また社内には右脳人材が豊富なため、刺激になります。
ある役員が「仮に実力不足な人がいたとしても、見捨てずに共に成長できる会社でありたい」と仰っていたのですが、やはり電通コンサルティングでは人間性を見て最終的に採用を判断していることもあり、人当たりや面倒見が良い社員が多いと思います。
その企業風土があるからこそ、私のような元々左脳をメインで使ってきたコンサルファーム出身者でも、電通コンサルティング特有の右脳を駆使する案件に挑戦しやすいと感じています。

電通コンサルティングでのキャリア形成

入社時のオンボーディング

前職の経験が加味され、まずはシステム開発のPMO案件へのアサインだったので、転職後の立ち上がりがスムーズにできました。一方、私の入社動機が「戦略コンサルティング領域への挑戦」であった事から、今後のアサイン予定に一抹の不安がありました。しかし、役員はじめ上位者が常に各社員のキャリア志向を気に掛けて下さり、メンター制度などでもキャリア相談した結果、入社数か月後の落ち着いたタイミングで、希望の新規サービス開発戦略案件にアサインいただきました。日々勉強ですが、チャレンジングな経験を積む事ができています。
コモディティ化が進むコンサル業界で、電通コンサルティングの特長である「右脳x左脳x異能」を生かせるような、面白さと実現可能性のバランス感覚を持ったコンサルタントになれるよう、目の前の小さなチャレンジを積み重ねていきたいと考えています。

管理職へのステップアップ

まず最低限の事として、管理職の必須条件と考えられるプロジェクトマネージャの業務・役割をOJTで習得できるよう意識的に動きました。
その他に意識した点としては、「自分が人より価値を出せる部分」(個人のコアコンピタンスと言うべきでしょうか)を改めて探すようにしていました。意図は2点あり、①社内で自身のポジショニングを明確にするため、②管理職を担う上で自信の裏付けにするため、です。
①は「自動車業界に精通」「人事領域が得意」などのラベルが付くと、親和性の高い提案機会や案件デリバリーとマッチし、自身が価値を出しやすくなります。
それはありつつ、②がより重要だと感じています。管理職はスタッフメンバーをリードする立場にある以上、どのような案件も遂行しきる自信を持ち合わせる必要があります。得意な業界や領域を拠り所に自信を持った案件遂行をされている管理職の方々は大勢いらっしゃいます。特定業界や領域に特化したキャリアを歩んでこなかったため、拠り所が上手く言語化できずに自信の持ち方に悩む時期もありました。色々と思考し、管理職の方々とも議論した結果、いまの私の場合は、上流から下流まで経験した総合力とチームの力を引き出すバランス力を拠り所とすると、自分として自信が持てる、しっくりくるとの自己認識に至りました。「自分が人より価値を出せる部分」を思考したことで自身の現在地や中期的なキャリアイメージの解像度が上がったので、意識して良かったように思います。もちろん管理職への昇格後に、業界や領域軸でも拠り所を増やしていけるような意識を持ち続けるつもりです。
意識したことはあるものの、管理職への昇格のためには目の前の仕事に真摯に取り組むこと、クライアントや社内外メンバーへ誠実な対応を続けることが最重要なのは間違い無いので、これから管理職を目指される方は日々着実な積み重ねをしていただきたいです。また、私も一緒にそうした積み重ねができるようサポートしていければと考えています。