小売事業者が広告を事業として営む、リテールメディア。これに対する注目度が、日本でも最近、急速に高まっています。先行する米国ではアマゾンやウォルマートといった小売企業が広告ビジネスを展開しており、莫大な売上をあげています。

リテールメディアのポイントは、小売業が所有する顧客の購買・行動データ、「ファーストパーティー・データ」を活用し、店舗、ECサイト、スマホアプリなどのデジタル接点においてピンポイントに広告を配信することです。

当セミナーでは、電通コンサルティングが登壇し、リテールメディア事業への参入を検討する際の検討の進め方と気を付けるべきポイントについて事例を交えてご紹介します。またSalesforce様から広告営業の支援（SFA/セルフの申し込みポータル）、広告業務に特化したデータモデル、メッセージ配信まで一気通貫で広告業務の課題解決をご支援するソリューションについてご紹介いただきます。

• 小売業界のDX部門、デジタルマーケティング部門、サイネージ部門、リテールメディア部門のマネージャー層の方々

株式会社セールスフォース・ジャパン
インダストリートランスフォーメーション事業本部
小売消費財業界シニアマネージャー リテール・ストラテジスト
小川 哲

2006年東京工業大学大学院総合理工学研究科を卒業、17年HEC Parisにて経営学修士（MBA）を修了。06年野村総合研究所に入社し、小売業・サービス業向けのシステム構築、システムコンサル、業務コンサルに従事する。17年からファーストリテイリングにて生産・商品企画における全社DXを推進。19年にセールスフォース・ドットコム（現セールスフォース・ジャパン）に入社し、小売業の専門家として海外事例の調査、対外発表、ソリューション企画などをリード。

株式会社電通コンサルティング 
執行役員 プリンシパル
魚住 高志

電通入社後、一貫してマーケティングのデジタル戦略策定支援に従事し、CRMサービス開発に関するプロジェクト経験が豊富。また、ビッグデータとクラウドの可能性に早期から着目し、それらを活用したソリューション開発やコンサルティング、関連する記事執筆や講演も多数。最近は、「マーケティングの経営事化」をイシューととらえ、企業ファイナンスとマーケティングの結節点となるテーマ開発に従事している。具体的には、顧客・従業員・社会と企業の「信頼」を非財務指標とした「企業価値」への貢献度を可視化。更にはそれらをKPIとしたマーケティングPDCAの具体実行までを支援する事で、経営者と実務者をつなぐ支援を行っている。

株式会社電通コンサルティング
事業推進グループ マネジャー
二村 正人

メガバンク、ベンチャー、グローバルコンサルティングファームを経て参画。金融機関、小売業、エネルギー企業、官公庁等に対して、新規事業構想、事業計画策定、事業推進等を幅広くサポート。地方創生をテーマに地域企業の支援をする機会が多く、近年は地域金融機関等による広告・マーケティング事業への参入支援や小売業のリテールメディア事業参入支援も手掛ける。社内外における多様なステークホルダーの利害関係を意識しつつ、目的に向かって事業を推進するための施策導出・実践をハンズオンで支援している。

講演1：電通コンサルティングが考えるリテールメディア事業参入における構想策定の要諦

リテールメディアを活用した事業への参入検討プロジェクトにおける一般的な検討の進め方と気を付けるべきポイントをご紹介。

また、近年広告・マーケティング事業への参入が可能になった銀行業界において、地域金融機関のリテールメディア活用の事例を参考に、プロジェクト実施上の注意点を解説します。

講演2：リテールメディアの成功法則 〜収益化に向けて押さえるべきポイントと、陥りがちな課題の解決方法とは
　　
日本でも急速に注目が集まっている、リテールメディア。先行している米国ではアマゾンやウォルマートといった小売企業が広告ビジネスを展開しており、莫大な売上をあげています。

リテールメディアのポイントは、単に店内に設置したデジタルサイネージから広告を流すことにとどまらず、小売業が所有する顧客の購買・行動データ、「ファーストパーティー・データ」を活用し、店舗、ECサイト、スマホアプリなどのデジタル接点においてピンポイントに広告を配信することです。

本講演では、海外および日本の小売業における広告事業の動向、小売業が広告事業を行う際の成功要因や課題を整理した上で、広告営業の支援（SFA/セルフの申し込みポータル）、広告業務に特化したデータモデル、メッセージ配信まで一気通貫で広告業務の課題解決をご支援するSalesforceソリューションのポイントをご紹介いたします。
 

※受付終了いたしました。たくさんのお申し込みありがとうございました。