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地域金融機関向け広告・マーケティング事業参入戦略策定支援

地域金融機関のパーパスから事業ドメインを定義し、ポートフォリオを設計します。その上で、環境分析に基づき強化すべき事業領域の優先順位付けを行い、優先して取り組むべき事業のビジネスモデルを可視化します。これらを事業構想してとりまとめ、地域金融機関の意思決定をサポートします。

 

地域金融機関向け広告・マーケティング事業参入戦略策定支援

TARGET

対象

業種

● 地域金融機関

部門

● 経営企画、事業企画

課題・背景


銀行法の規制緩和により、広告事業への進出が解禁されました。金融機関が有する顧客情報はファーストパーティデータとしての価値が高いものの、現状において広告事業における収益確保に成功している金融機関は多くないのが実情です。

また、地域金融機関としては、広告・マーケティング事業への参画により、自社の収益向上だけでなく、取引先のマーケティング支援による経済活性化、地域全体の情報流通促進による魅力度拡大・住民利便性の向上に貢献することで、地域を支える存在となることを目指します。

課題・背景
本領域に取り組む意義

本領域に取り組む意義


地域金融機関では、ハウスエージェンシー化による自社グループの広告コスト最適化や保有する顧客データの収益化を検討するケースが見られます。

また、広告・マーケティング事業を通じて地域住民や取引先に価値を提供することも目指しています。しかし、従来の事業領域と異なるため、グループ内に知見が不足し、実現に踏み切れないことがあります。

電通コンサルティングは、地域金融機関の広告・マーケティング事業参入に多くの実績があり、電通グループの実務ノウハウも活用可能です。

プロジェクトの進め方


  1. 構想策定初期に、地域金融機関が果たすべき役割・存在意義(パーパス)を定義。既存の経営計画や地域課題を踏まえ、対話しながら言語化

  2. 定義したパーパスと環境分析に基づき事業領域を設定し、他事例を参考に事業オプションを策定。環境分析結果を基に取組意義、シナジー、成長性、収益性などの評価軸でオプションを評価し、優先順位付けを実施

  3. 広告・マーケティングの知見を活用。事業案に対し戦略視点でビジネスモデルを検討し、収支計画や組織を設計。投資意思決定をサポートし事業構想書をまとめる

プロジェクトの進め方