株式会社電通コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:八木 克全、以下「電通コンサルティング」)は、株式会社エモーションテック(本社:東京都港区、代表取締役:今西 良光、以下「エモーションテック」)と共に、「パーパスの浸透を担う新マーケティング組織」の設計・運用支援を開始しました。
本サービスでは企業価値の向上を目指し、自社のパーパスに沿ったヒト起点の価値創造シナリオを分析・作成し、自社のパーパスに沿った提供価値を顧客や従業員、投資家をはじめとしたあらゆるステークホルダーに伝えるための最適なマーケティング組織の設計から運用伴走までを支援します。
昨今、多くの企業でパーパスの策定に伴うマーケティング組織の立上げや再編の動きが顕著になってきています。その課題として、ビジネスモデルや顧客接点が多様化し、マーケティング機能組織が企業内で乱立する事で、全社マネジメントが困難になっている事があげられます。また顧客だけではなくマルチステークホルダーとの向き合いが必要な中で、対応の一貫性が失われるケースも見受けられ、これらのことがパーパス実現の妨げになっており、パーパスを軸とした事業運営の気運も下げつつあります。
そこで電通コンサルティングとエモーションテックは、両社の知見を活かして、パーパス実現に最適なマーケティング組織の設計から運営伴走までをワンストップで行い、パーパスの浸透から実現までを中長期的に支援します。
●電通オリジナルフレームワーク「統合諸表(※1)」を用いた企業の提供価値の整理
(※1) 「統合諸表」は、企業価値を「事業」「社員」「社会」「環境」の4象限で捉え、財務情報だけでなく非財務情報も含め、統合的な視点で企業価値の可視化・再構築を可能にする株式会社電通が開発した新しいフレームワークです。
●ステークホルダーのロイヤルティがもたらす財務・非財務指標への影響度の可視化
●サービスプロフィットチェーン理論を背景とした「ヒト起点の価値創造シナリオ(※2)」作成
(※2) 「ヒト起点の価値創造シナリオ」は、サービスプロフィットチェーン理論を背景として、ステークホルダーロイヤルティの関係性を可視化し分析する企業価値向上のシナリオです。分析の一例は下記のとおりです。
●価値創造シナリオにもとづくステークホルダーロイヤルティのマネジメント設計
①パーパスの浸透に向けた価値創造シナリオ分析
②価値創造シナリオをストーリー化したコミュニケーション戦略
③新しいマーケティング業務のマネジメント設計
・マーケティング組織改編の潮流
・パーパスの浸透に向けたヒト起点の価値創造シナリオ
・マルチステークホルダーコミュニケーション戦略の要諦
・新マーケティング組織の業務設計
注:ネット・プロモーター、ネット・プロモーター・システム、ネット・プロモーター・スコア及び、NPSは、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、NICE Systems, Inc.の登録商標又はサービスマークです。 eNPSはベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、NICE Systems, Inc.の役務商標です。